今日のMLBオールスターで、試合中ベンチで大谷翔平がインタビューを受けていました。
実況はもちろん解説のジョン・スモルツからも質問が出ていて興味深かったので、まとめておきます。
インタビュー内容
6回裏のナ・リーグの攻撃中のインタビュー
実況=ジョー・バック
解説=ジョン・スモルツ *殿堂入り投手
実況:ここ二日間の出来事はどうでしたか?
大谷:緊張よりも楽しかったなという印象が強いですね。
実況:日本からだけでなく、北米やカナダなど、様々なところからの期待を感じてどうでしたか?
大谷:オールスターの先発という、光栄なところに選んでもらって、本当に光栄ですし、なんとか自分の持っているものを出したいなと思ってマウンドに行きました。
実況:昨日のホームランダービーの疲れはどれくらいでしたか?また、今日のブルペン投球中はどうでしたか?
大谷:バッティング練習も含めてあんなふることはシーズン中にないので、疲労感はありましたけど、なんとか3人で抑えられてよかったと思います。
実況:今、勝ち投手の権利があることは知っていますか?
大谷:僕ですか?そうなんですか?
解説:今シーズン全く外でバッティング練習をしていないというのは本当ですか?
大谷:本当ですね。全部ケージでやってます。
実況:お父さんも野球をしていて、お母さんはバドミントン選手ということですが、バドミントンはやるんですか?
大谷:小さい頃はやっていましたね。プロになってからもトレーニングの一環では少しやったりします。
実況:ありがとうございます。
インタビューを受けての印象
今回のインタビューでは、大谷の専属通訳である水原一平さんに対して語りかけられていたのが印象的でした。
実況のバックも、常に「Does he~?」という風に話しており、しっかりと水原さんをリスペクトしていることが伝わりました。
また、彼のことをMr. Mizuharaなどではなく当然のようにIppeiと紹介していたので、水原さん本当に向こうでも知名度があるんだなと思わされましたね。
ちなみに上記のインタビュー内容は、水原さんが実況の質問を日本語訳したものと、それに対する大谷自身の日本語での返答を一部書き言葉に直したものです。
実況や解説の英語での質問からは一部省略されている部分もあるのでご注意ください。
また、水原さんの英語での返答も大谷の言葉をやや自分なりにアレンジしたものになっていました。私も少し仕事で通訳経験がありますが、本物の通訳の仕事ぶりは見ていて勉強になります。
さて、解説のスモルツが大谷に問いかけていた、外でバッティング練習を行わないという話ですが、噂には聞いていましたがやはり本当だったのですね。
そうなると昨日のホームランダービーは今季の大谷にとって異質なものだったのではないかと思います。しっかりと芯で当てることよりもより遠くに飛ばすことを優先するバッティングをしなければいけなかったわけですから。
大丈夫だろうとは思いつつも、今日のオールスターでもライト方向に内野ゴロをひっかける場面が目立っていたので、まさか打撃を崩しているんではないだろうなと少し心配になります。
後半戦も前半戦終盤同様の打撃を期待したいものです。