2021年MLBオールスターゲームのラインナップが決まったので紹介します。
スターティングラインナップ
ア・リーグ
1番 DH 大谷翔平(LAA)
2番 1B ブラディミール・ゲレーロJr.(TOR)
3番 SS ザンダー・ボガーツ(BOS)
4番 RF アーロン・ジャッジ(NYY)
5番 3B ラファエル・ディバース(BOS)
6番 2B マーカス・セミエン(TOR)
7番 C サルバドール・ペレス(KC)
8番 LF テオスカー・ヘルナンデス(TOR)
9番 CF セドリック・マリンズ(BAL)
先発投手 大谷翔平(LAA)
ナ・リーグ
1番 SS フェルナンド・タティスJr.(SD)
2番 DF マックス・マンシー(LAD)
3番 3B ノーラン・アレナード(STL)
4番 1B フレディ・フリーマン(ATL)
5番 RF ニック・カステヤノス(CIN)
6番 LF ジェシー・ウィンカー(CIN)
7番 C JT・リアルミュート(PHI)
8番 CF ブライアン・レイノルズ(PIT)
9番 2B アダム・フレイジャー(PIT)
先発投手 マックス・シャーザー(WSH)
控え野手
ア・リーグ
C マイク・ズニーノ(TB)
2B ウィット・メリフィールド(KC)
SS ボー・ビシェット(TOR)
SS ティム・アンダーソン(CWS)
SS ジョーイ・ウェンドル(TB)
1B マット・オルソン(KC)
3B ホゼ・ラミレス(CLE)
1B ジャレッド・ウォルシュ(LAA)
OF ジョーイ・ギャロ(TEX)
OF アドリス・ガルシア(TEX)
DH JD・マルティネス(BOS)
DH ネルソン・クルーズ(MIN)
ナ・リーグ
C オマー・ナルバエス(MIL)
2B オジー・アルビーズ(ATL)
3B クリス・ブライアント(CHC)
SS ブランドン・クロフォード(SF)
2B ジェイク・クロネンワース(SD)
3B エデュアルド・エスコバー(ARI)
3B ジャスティン・ターナー(LAD)
3B マニー・マチャド(SD)
SS トレイ・ターナー(WSH)
OF フアン・ソト(WSH)
OF クリス・テイラー(LAD)
控え投手
ア・リーグ
ゲリット・コール(NYY)
ネイサン・イオバルディ(BOS)
カイル・ギブソン(TEX)
菊池雄星(SEA)
ランス・リン(CWS)
カルロス・ロドン(CWS)
クリス・バシット(OAK)
マット・バーンズ(BOS)
アロルディス・チャプマン(NYY)
リアム・ヘンドリックス(CWS)
グレゴリー・ソト(DET)
ナ・リーグ
コルビン・バーンズ(MIL)
ジェルマン・マーケス(COL)
トレバー・ロジャース(MIA)
ザック・ウィーラー(PHI)
ウォーカー・ビューラー(LAD)
フレディ・ペラルタ(MIL)
タイワン・ウォーカー(NYM)
ジョシュ・ヘイダー(MIL)
クレイグ・キンブレル(CHC)
マーク・マランソン(SD)
アレックス・レイエス(STL)
故障者及び辞退者
ア・リーグ
マイク・トラウト(LAA)
ホゼ・アルトゥーベ(HOU)
カルロス・コレア(HOU)
マイケル・ブラントリー(HOU)
シェーン・ビーバー(CLE)
ライアン・プレスリー(HOU)
ナ・リーグ
バスター・ポージー(SF)
ロナルド・アクーニャJr.(ATL)
ヤディアー・モリーナ(STL)
ムーキー・ベッツ(LAD)
カイル・シュワーバー(WSH)
ダルビッシュ有(SD)
ジェイコブ・デグローム(NYM)
ケビン・ゴースマン(SF)
ブランドン・ウッドラフ(MIL)
アストロズは参加者なし
基本的に全球団最低でも1人は参加することになっていますが、アストロズはアルトゥーベ、コレア、ブラントリー、プレスリーの4選手が選出されたものの、ブラントリーは故障、プレスリーは夫人の出産が間近、他2人は出場辞退ということで1人も参加しないということに決まりました。
サイン盗み騒動で苦しい立場に立たされているアストロズだけに、4人全員が出場しないというのは何やら恣意的なものを感じますが、オールスターでの大ブーイングを避けるためにはこれで良かったのかもしれません。
史上初の”大谷ルール”
MLBは完全に大谷を担ぎ上げて人気回復を図ることに決めたようで、今回のオールスターでも史上初のDHかつ先発投手という”大谷ルール”を採用しました。
今回は特別にルールを変えてエンターテインメントを優先するということです。
これによって大谷は先発投手でありながら、打撃ではDHとしてプレーすることができます。
大谷の降板後にもDHは維持されるようです。
ただし、これには選手からの異論もあるようで、今回選出されているランス・リンは「大谷は他の投手の半分程度のイニングしか投げていない。もっといい投手がいるのに彼を先発にするのは名案とは思えない」と語っています。
投手としては自分や同僚のロドンの方が好成績を残してきただろ?ということですが、これは全くその通りです。
MLB公式に対しても、例えばYoutubeやTwitterなどであまりにも大谷ばかりをフィーチャーしすぎていると一部のファンが苦言を呈しています。
大谷自身には何も問題ないのですが、こうやって必要以上に持ち上げすぎて批判の的になるのは避けたいところです。
しかし、アメリカにおいて野球人気が低迷していると言われる中で、MLBもビジネスとして大谷を取り上げています。
今季であれば大谷、タティスJr.、ゲレーロJr.、アクーニャJr.らはMLB人気を回復するためのキーパーソンです。
そういった事情から、今回も最も盛り上がる大谷ルールを採用したということでしょうから、もうMLBは腹をくくってやっていますね。
大谷が活躍する限りはMLBもこの姿勢を崩さないでしょう。