2021年MLBドラフト1巡目選手の現在

2021年MLBドラフト MLB
引用:https://twitter.com/MLB/status/1414631392537976835/photo/1

2022年ドラフトが7/17より開催されます。
有力選手は後日紹介したいと思いますが、今回は前回の2021年ドラフトで上位指名された選手たちがプロデビューしてどういう活躍を見せているのか紹介します。

2021年ドラフト1巡目選手

1巡目チーム指名選手当時の年齢ポジション
1ピッツバーグ・パイレーツヘンリー・デイビス21捕手
2テキサス・レンジャーズジャック・ライター21投手
3デトロイト・タイガースジャクソン・ジョーブ18投手
4ボストン・レッドソックスマルセロ・マイヤー18遊撃手
5ボルティモア・オリオールズコルトン・カウザー21外野手
6アリゾン・ダイヤモンドバックスジョーダン・ロウラー18遊撃手
7カンザスシティ・ロイヤルズフランク・モジカット18投手
8コロラド・ロッキーズベニー・モンゴメリー18外野手
9ロサンゼルス・エンジェルスサム・バックマン21投手
10ニューヨーク・メッツクマール・ロッカー21投手
11ワシントン・ナショナルズブレイディ・ハウス18遊撃手
12シアトル・マリナーズハリー・フォード18捕手
13フィラデルフィア・フィリーズアンドリュー・ペインター18投手
14サンフランシスコ・ジャイアンツウィル・ベッドナー21投手
15ミルウォーキー・ブルワーズサル・フレリック21外野手
16マイアミ・マーリンズカリル・ワトソン18遊撃手
17シンシナティ・レッズマット・マクレイン21遊撃手
18セントルイス・カーディナルスマイケル・マグリービー21投手
19トロント・ブルージェイズガンナー・ホグランド21投手
20ニューヨーク・ヤンキーストレイ・スウィーニー21遊撃手
21シカゴ・カブスジョーダン・ウィックス21投手
22シカゴ・ホワイトソックスコルソン・モンゴメリー19遊撃手
23クリーブランド・インディアンスギャビン・ウィリアムズ21投手
24アトランタ・ブレーブスライアン・キュシック21投手
25オークランド・アスレチックスマックス・マンシー18遊撃手
26ミネソタ・ツインズチェイス・ペティ18投手
27サンディエゴ・パドレスジャクソン・メリル18遊撃手
28タンパベイ・レイズカーソン・ウィリアムズ18遊撃手
29ロサンゼルス・ドジャースマダックス・ブランズ19投手

現在のカテゴリと成績

1巡目指名選手ポジションカテゴリ成績プロスペクトランク
1ヘンリー・デイビス捕手AA.177/.320/.675全体18位
2ジャック・ライター投手AA5.36/60/20全体17位
3ジャクソン・ジョーブ投手A5.09/43/18全体25位
4マルセロ・マイヤー遊撃手A.291/.385/.904全体10位
5コルトン・カウザー外野手AA.333/.511/1.117全体42位
6ジョーダン・ロウラー遊撃手A+.347/.447/1.026全体13位
7フランク・モジカット投手A6.31/33/22球団5位
8ベニー・モンゴメリー外野手A.288/.333/.812球団5位
9サム・バックマン投手AA1.98/8/8球団1位
10クマール・ロッカー投手未契約
11ブレイディ・ハウス遊撃手A.278/.356/.731全体52位
12ハリー・フォード捕手A.243/.386/.780全体69位
13アンドリュー・ペインター投手A+3.38/10/3全体54位
14ウィル・ベッドナー投手A4.19/51/22球団4位
15サル・フレリック外野手AA.295/.356/.773全体49位
16カリル・ワトソン遊撃手A.221/.274/.646全体51位
17マット・マクレイン遊撃手AA.237/.352/.822全体60位
18マイケル・マグリービー投手AA3.68/41/13球団6位
19ガンナー・ホグランド投手A+– (TJリハビリ)球団6位(OAK)
20トレイ・スウィーニー遊撃手A+.226/.318/.725球団6位
21ジョーダン・ウィックス投手A+3.94/76/15球団7位
22コルソン・モンゴメリー遊撃手A+.341/.462/.999全体93位
23ギャビン・ウィリアムズ投手AA1.69/19/8全体79位
24ライアン・キュシック投手AA8.13/31/16球団8位(OAK)
25マックス・マンシー遊撃手A.238/.360/.817球団5位
26チェイス・ペティ投手A3.38/54/18球団6位(CIN)
27ジャクソン・メリル遊撃手A.393/.452/.970球団4位
28カーソン・ウィリアムズ遊撃手A.268/.363/.850全体99位
29マダックス・ブランズ投手A5.16/38/22球団12位
野手の成績はAVG/OBP/OPS、投手の成績はERA/K/BBで表記しています。

上表からわかる通り、1巡目で指名された選手の中にメジャーデビューはおろかAAAに昇格した選手すらまだいません。
この年のドラフト選手では、エンジェルスのチェイス・シルセスが5月に一番乗りでメジャーデビューを果たしており、シルセスは11巡目の下位指名選手です。
1巡目指名選手たちはだいたい、高卒はA~A+、大卒はAAという状況で、中には今季終盤にメジャーデビューする選手も出てくるかもしれません。

また、2021年に全体10位指名を受けながら契約合意には至らなかったロッカーは、今年のドラフトに登場する予定で、おそらく1巡目で指名されるでしょう。
昨ドラフトで指名された1巡目選手の中には、既にトレードされた選手が3人います。
ホグランドとキュシックはそれぞれ今季開幕前のマット・チャプマンとマット・オルソンのトレード要員としてアスレチックスへ。
ペティもソニー・グレイのトレード要員としてレッズへと移籍しています。

要注目選手

ヘンリー・デイビス

全体1位指名ということで注目度も非常に高い中、現在AAでは思うような数字を残せていません。
しかし、A+以下では圧倒的な打撃力をみせており、今のところ順調と言っていいでしょう。
そもそも捕手は他のポジションに比べると昇格に時間がかかりやすく、2024年のメジャーデビューを目指すことになりそうです。

マルセロ・マイヤー

元々はドラフト全体1位指名候補であり、最もポテンシャルの高い選手と言っていいでしょう。
そのため現在のプロスペクトランキングでも、2021年ドラフト組の中で最も高い10位にランクインしています。
マイナーでも順調で、来季開幕前にはトップ5に入っていてもおかしくありません。

ジョーダン・ロウラー

高卒内野手としてマイヤーと双璧をなす存在だったロウラーは、プロスペクトランキングではマイヤーに次ぐ13位につけています。
マイナーではマイヤーすら凌ぐ大活躍を見せており、こちらも来季開幕前にトップ10入りできそうです。

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