おすすめ映画を紹介〈Mr. & Mrs. スミス〉

映画
Amazon Prime Videoより引用

今回は私のおすすめ映画を紹介します。
最初の一本として紹介したいのが、私自身が一番好きな映画「Mr. & Mrs. スミス」です。

2005年に公開されたこの映画はアクションもので、ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーの豪華ダブル主演です。

【あらすじ】 *ネタバレなし

ブラッド・ピット扮するジョン・スミスとアンジェリーナ・ジョリー扮するジェーンは現在より5、6年前にコロンビアのボゴタで出会います。
出会ってすぐに意気投合した彼らは早々に結婚を決めます。
ジョンは建築設計事務所を、ジェーンはコンピューターのサーバー管理会社を経営しているとお互いに話をしていましたが、実は二人の正体はプロの殺し屋でした。
お互いの正体を知らぬまま、夫婦間に秘密があると感じている現在のスミス夫妻。
そんな時、同じ相手を殺すようにそれぞれ依頼が届き、現場で鉢合わせになった二人は相手がわからぬまま撃ち合いを演じ暗殺任務に失敗してしまいます。
しかしジョンが残った証拠からダブルブッキングの相手の正体を探っていると、そこから浮かび上がってきたのは妻ジェーンでした。
同じ頃、ジェーンも残った映像からジョンを怪しむようになり、二人とも疑念を抱いたまま自宅に帰宅します。
そこから始まるのは妻の、夫の正体をあばこうとする熾烈な探り合いでした…

 

この映画のタイトル「Mr. & Mrs スミス」というのはスミス夫妻という意味です。
ジョン・スミスは日本語で言うなら山田太郎、ジェーン・スミスは山田花子というように、わざわざ一般的な男女の人名を当てはめています。
ただ、実際の役柄としては全く一般的ではなく、その正体は殺し屋であるわけです。
よく映画やドラマで登場人物が名前を聞かれてジョン・スミスと名乗ったらあからさまな偽名であることが多いのですが、この作品中では本当にその名前が役柄に設定されています。

お互いが正体を知らずに結婚して…というのはよくある設定ではあります。
最近では人気のあるジャンプの漫画「スパイ・ファミリー」でも似たような設定が出てきます。

この作品中では既に結婚から5。6年が経ったということになっていますが、お互いが自宅を武器庫のように使っているシーンがあります。
それは改造する時にどちらかの武器庫はばれたんじゃないかと感じたり、こういうハリウッド映画にありがちな粗は散見されます。
しかしこの映画はそういう細かいところに着目するのではなく、あまり深く考えずに楽しむにはうってつけなのです。
起承転結はしっかりしており、もちろん正体が判明して終わりではありません。
個人的にはブラッド・ピットが時々みせるコミカルなシーンが大好きです。この人はただの二枚目ではありません。

とあるシーンでジョンが「I got Lucky.」と言うセリフがあります。
これはジョンがラッキーという名前のターゲットを殺した後帰宅し、ジェーンに「スポーツバーで賭けをしていた」と言ったのに対して「どうだった?」と聞かれて答えたものです。
賭けはどうだったかを尋ねられて、I got Lucky、ついてたよ、と言うと賭けに勝ったと答えているように思えます。
しかし実際はジョンの発言にはラッキーというターゲットを倒したよという二重の意味が含まれています。
英語で聞けばその二重の意味に気づいて感心するのですが、日本語訳では「勝ったさ」とだけしか字幕で書かれていません。

私はまだ英語力が低かった時にこのシーンを見て、英語のこうした面白い言葉遊びに気づけるようになりたいと感じました。
それが英語学習に意欲的になったきっかけだったかもしれません。
この映画はもう10回以上みて、セリフもわかるようになりました。
私にとっては時々見直したくなる映画です。

余談ですが、この映画での共演をきっかけにブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは恋仲になりました。
ブラッド・ピットは共演中に彼女に惹かれていたそうです。
この二人のファンなら特に見逃せない映画ですね。
もう別れてしまいましたが。

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