7月の月間MVP、月間最優秀リリーバー、月間最優秀新人が発表され、エンジェルスの大谷翔平は6月に引き続き2ヶ月連続の受賞となりました。
月間最優秀新人以外は、「7月の月間MVP候補〈ア・リーグ〉確定版」「7月の月間MVP候補〈ナ・リーグ〉確定版」で紹介しているので、あわせてご覧ください。
月間MVP(Player of the Month)
大谷翔平(LAA)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
23 | .282 | 9 | 19 | .396 | 1.067 | 4 |
オールスター明けの大谷は不振に苦しんでいる印象が強かったのですが、オールスター前の絶好調だった時に稼いでいたおかげで月間成績自体は優秀なものになりました。
投手成績も考慮されたでしょうか。
2ヶ月連続での受賞は、2012年9月のチェイス・ヘッドリー以来。
ア・リーグでは2012年のジョシュ・ハミルトン以来となる快挙です。
ジョーイ・ボットー(CIN)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
26 | .319 | 11 | 25 | .440 | 1.174 | 0 |
7試合連続本塁打のフランチャイズレコードを樹立が決め手になりました。
MLBタイ記録となる8試合連続を目指したメッツ戦では、本塁打まであと数インチという惜しいフェンス直撃打を放ちました。
意外なことに、キャリアの長いボットーですが月間MVPは初受賞です。
月間MVP(Pitcher of the Month)
ジェイムソン・タイオン(NYY)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 4 | 0 | 1.16 | 31.0 | 25 | 0.97 |
ほとんど文句なしという数字で、悩む余地もありませんでしたね。
ウォーカー・ビューラー(LAD)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 3 | 0 | 1.67 | 32.1 | 38 | 0.90 |
こちらも文句なし。
先発投手として完成されつつあり、そろそろサ・ヤング賞を獲得してもおかしくないレベルです。
最優秀リリーバー(Reliever of the Month)
ライセル・イグレシアス(LAA)
試合 | 勝 | セーブ | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
13 | 3 | 7 | 1.93 | 14.0 | 19 | 0.71 |
頼りないエンジェルスリリーフ陣にあって唯一の好投手と言っていいでしょう。
4月はよくありませんでしたが、5月からは本来のパフォーマンスを取り戻しています。
8回のピンチの火消しから回跨ぎで9回を投げるシーンもみられ、厳しい使われ方をしている中でこの数字は素晴らしいです。
ジェイク・マギー(SF)
試合 | 勝 | セーブ | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
11 | 0 | 7 | 0.00 | 11.0 | 9 | 0.55 |
文句なしですね。
1失点もせずに完璧な投球をみせているわけですから当然です。
最優秀新人(Rookie of the Month)
エリック・ハース(DET)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
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23 | .265 | 9 | 29 | .316 | .945 | 0 |
ハースは現在28歳で、実は2018年にメジャー初昇格して以来毎年メジャーでプレーしています。
しかし毎年数試合程度しか出場していないため今季は新人資格を持った状態です。
7月に記録した9本塁打29打点はともにリーグ1位。
もしも打率と出塁率がもっと高ければ、月間MVPをも獲得できたかもしれません。
ジョナサン・インディア(CIN)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
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25 | .319 | 4 | 12 | .470 | .998 | 1 |
玄人好みのしぶい活躍を見せている24歳のインディア。
元々トッププロスペクトではありましたが、今季の新人王候補にあげられるほどではありませんでした。
しかし今季は現在出塁率.401を超える大活躍。
7月の出塁率.470をフアン・ソトに次ぐ高さでした。