2021年MLBオールスター 注目選手トップ5

MLB
MLB.comより引用

明日開催のオールスターの注目選手をランキング形式で5人紹介したいと思います。
出場選手リストは拙稿「2021年MLBオールスター ラインナップ紹介」にてご覧ください。

1位 大谷翔平(LAA)

試合打率本塁打打点出塁率OPS盗塁
84.2793370.3641.06212
試合防御率投球回奪三振WHIP
13413.4967.0871.21

MLBを変えた二刀流。
言うまでもなく今回の主役です。
ベーブ・ルース以来存在しなかったTwo-Way(二刀流)の概念をアメリカに持ち込み、MLBに新しいルールまで作らせました
今回も大谷のために、DH兼先発投手という新しい”大谷ルール”が導入されます。
HRダービーでは激闘の末初戦敗退しましたが、本番は明日。
日本人という枠組ではなく、MLBのスーパースターとして明日また一つ歴史を書き換えます。

2位 フェルナンド・タティスJr.(SD)

試合打率本塁打打点出塁率OPS盗塁
74.2862860.3641.02020

大谷と並び今MLBで最もエキサイティングな選手。
非常にアグレッシブなプレースタイルで、驚異的な身体能力を活かした動きで観客を魅了します。
走攻守全てで魅せるプレーができる選手で、華があるというのはこういうことを言うんだと思わせてくれます。オールスターに最もふさわしい男と言っていいでしょう。
細身ながら凄まじいパワーの持ち主で、怪我や新型コロナウイルス感染で他の選手より出場試合数が少なかったにも関わらず本塁打数はリーグ1位です。
HRダービーは辞退したため大谷との対決はなりませんでしたが、明日は1番打者として投手大谷と真っ向勝負をするシーンが最も盛り上がる場面になるでしょう。
守備ではミスが多いものの、リーグ最高クラスの強肩と、時々みせるアスレチックなスーパーキャッチが見ものです。

3位 ブラディミール・ゲレーロJr.(TOR)

試合打率本塁打打点出塁率OPS盗塁
87.3322873.4301.0892

最も三冠王に近い男。
殿堂入りの外野手ブラディミール・ゲレーロの息子で、打撃に関しては父親以上のポテンシャルを秘めています。
前半戦終盤で大谷がとんでもないハイペースで本塁打を量産したことで本塁打こそ離されてしまいましたが、現時点で打率、打点の二冠です。
22歳ですが打者としての完成度は既にリーグ最高クラスであり、大谷の本塁打ペースがダウンすればゲレーロの三冠王が現実的なものになる可能性もあります。

4位 アーロン・ジャッジ(NYY)

試合打率本塁打打点出塁率OPS盗塁
84.2822147.375.9011

今回のオールスターで唯一の50本塁打経験者
2017年にルーキーイヤーながら52本塁打を放ち、一気にスターダムを上りました。
ホームランダービーでも優勝している生粋のパワーヒッターで、パワーなら大谷やタティスにも負けません。
彼の凄さは打撃だけではなく、守備もトップクラスなところ。
ライトからまるでキャチボールのように軽く投げて走者を刺すとんでもない強肩の持ち主です。

5位 クレイグ・キンブレル(CHC)

試合セーブ防御率投球回奪三振WHIP
331200.5731.2540.66

復活した絶対的クローザー。
2010年にブレーブスでデビューすると、翌年にはクローザーに抜擢。
そのずば抜けた奪三振力で守護神として君臨し、2011年から4年連続で40セーブ以上を記録。
その後何度か移籍を繰り返し、2019年からはカブスでプレーしていますが、過去2年間は防御率5点台以下と苦しみ、キンブレルはもう終わったと思われていました。
しかし今季はまたしても全盛期の力を取り戻し一気にリーグ最高のクローザーへと返り咲きました。
今季20セーブを記録したことで通算セーブ数は現役投手トップの368。これはMLB史上9位タイの数字ですが、まだまだ伸ばすことができそうです。
7月中に強豪へトレード移籍する可能性もあり、今後の動向にも要注目です。
デビュー当初から変わらぬ投球時の独特のポーズや、ベビーフェイスから繰り出される剛速球は一見の価値ありです。

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