ナ・リーグで最高のパフォーマンスを見せ続けているパドレスのフェルナンド・タティスJr.が今日のマーリンズ戦でリーグ一番乗りとなる30号本塁打を放ちました。
パドレス史上最年少
これまでパドレスで30本塁打を記録した中で最も若かったのは1992年ゲイリー・シェフィールドの23歳でした。
タティスJr.は現在22歳なので、パドレス史上最年少でのシーズン30本塁打達成ということになります。
驚異的なのは、上述のシェフィールドは146試合で33本塁打だったのに対してタティスJr.は82試合での30本塁打ということ。
球団史上最年少40号本塁打を達成する日も近いでしょう。
史上3人目の22歳以下遊撃手の30本塁打
これまで22歳以下の遊撃手でシーズン30本塁打を記録したのは、アレックス・ロドリゲス(1996年:36本、1998年:42本)、グレイバー・トーレス(2019年:38本)の二人だけでした。
タティスJr.は今日の試合でここに仲間入りし、史上3人目、通算4度目となる記録を樹立したことになりました。
また、22歳以下の遊撃手がシーズン40本塁打を記録したのは上述の1998年A・ロッドだけですから、タティスJr.はこの記録にも到達することができそうです。
もしも今季42本を超えれば、A・ロッド超えをすることになり、これもかなり現実的な数字です。
パドレス史上最短試合数での30本塁打20盗塁
パドレスでシーズン30本塁打20盗塁を記録したのは下記3選手でした。
1996年 スティーブ・フィンリー 160試合目
2017年 ウィル・マイヤーズ 155試合目
2001年 ライアン・クレスコ 145試合目
タティスJr.はこれを大幅に更新する球団記録を打ち立てました。
2021年 フェルナンド・タティスJr. 82試合目
今季のタティスJr.の成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
82 | .292 | 30 | 67 | .373 | 1.024 | 23 |