7月終了時点での、確定版の成績から月間MVP候補を紹介します。
ナ・リーグ編≪7月の月間MVP候補〈ナ・リーグ〉確定版≫はこちら
野手
大谷翔平(LAA)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
23 | .282 | 9 | 19 | .396 | 1.067 | 4 |
前回の「7月の月間MVP候補〈ア・リーグ〉」で紹介した有力候補はほとんどが成績を落としましたが、大谷だけは成績を向上させ、本塁打とOPSはリーグ1位です。
その結果、それほど飛びぬけた存在がいなかった7月は大谷が最有力候補となっています。
もしも投手成績も加味するのであれば、3試合に登板して2勝&防御率1.35を記録している大谷に勝るものはいないでしょう。
ラファエル・デバース(BOS)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
23 | .310 | 8 | 22 | .378 | 1.021 | 0 |
大谷に勝っている点は打率と打点だけ。
同格とみて差し支えありませんが、やはりリーグ1位を記録しているスタッツがないのがネックです。
フランミル・レイエス(CLE)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
20 | .309 | 9 | 22 | .341 | 1.008 | 1 |
他の候補より少ない20試合の出場ながら大谷と並んでの9本塁打。
出塁率が低いのだけがネックです。
投手
ジェイムソン・タイオン(NYY)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 4 | 0 | 1.16 | 31.0 | 25 | 0.97 |
今回は特に悩むことなくタイオンに決まりでしょう。
4勝&防御率1.16はリーグ1位で、炎上した試合もありません。
ロビー・レイ(TOR)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 3 | 2 | 1.99 | 31.2 | 37 | 0.92 |
防御率1点台は記録したものの、5回4失点と良くない日があったのがネックになりました。
タイオンがいるので、受賞は難しいですね。
ライセル・イグレシアス(LAA)
試合 | 勝 | セーブ | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
13 | 3 | 7 | 1.93 | 14.0 | 19 | 0.71 |
変わり種として紹介しておきます。
不安定な印象が強いエンジェルスの守護神イグレシアスですが、実は7月セーブ数1位に加えて3勝をあげています。
他のリリーフが不安定なせいで回跨ぎするケースも多く、変わった成績になっています。