ダルビッシュが7連続を含む11奪三振で最速1500奪三振達成

MLB

現地時間6/21のパドレス対ドジャースの試合にダルビッシュが先発登板しました。
サンディエゴで行われたこの試合は、両チームにとって非常に重要度が高い大一番。
今季の両チームの対戦は4月以来で、4月の対戦成績はパドレスの4勝3敗とほぼ互角でした。この地区最大のライバル同士の対決ということで、4月なのにその盛り上がりはまるでプレーオフ。そして、この7試合でダルビッシュは2度登板し、2度とも好投。1試合目のカーショウとの投げ合いでは惜しくも敗れましたが、2度目はカーショウに投げ勝ち、合計14イニングで2失点とかなりの相性の良さをみせていました。

そして迎えた今季3度目のドジャースとの対決。
この試合は前回にもましてパドレスにとって重要なものであり、試合開始時点でナ・リーグ西地区は1位ジャイアンツ、2位ドジャース、3位パドレス。やや負けがこんでいたパドレスはドジャースに3.5ゲーム差と離されていますが、この3連戦を3連勝で終えることができれば0.5ゲーム差まで肉薄することができます。
その重要な第一戦に先発登板したのがエース ダルビッシュでした。

ドジャース相手に今季抜群の相性の良さをみせているダルビッシュは、序盤からハイスピードで奪三振を積み重ねます。
先頭打者のベッツを内野ゴロに打ち取ると、2番打者の若手ラックスには四球を与えたもののその後ターナー、スミスを空振り三振にとって事なきを得ます。
2回も3者連続三振に切ってとると、3回も2者連続。これでパドレスとしてはピーヴィ以来のチーム史上2位となる7者連続奪三振。その次の打者であるベッツにソロ本塁打を浴びたことで連続奪三振とノーヒットノーランが途切れてしまったものの、最終的には6回を2安打11奪三振1四球1失点と、またしても強豪ドジャース相手の1失点ピッチングを見せました。

この好投でダルビッシュはMLB通算1500奪三振を達成しましたが、197試合での達成は歴代1位のランディ・ジョンソンの206試合目を抜いてついに歴代最速記録樹立となりました。
まだ試合の決着がついていませんが、7回時点でパドレスは6対1とリードしており、このままいけばダルビッシュには7勝目がつきそうです。

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