パドレス新戦力、みんないいぞ

MLB

ついに開幕しましたMLB。
我がパドレスは最初の10試合を6勝4敗。
やや不安定さを残しながらもタティス、マスグローブら不在の中よくやっていると言えるでしょう。
そんなパドレスはこのオフ大補強を敢行し、新戦力が何人も加わっています。
そこで今回は、まだたった10試合ではありますが、ここまでの新戦力のプレーをみての簡単な感想を紹介していきたいと思います。

先に結論から述べておきます。
新戦力のみなさん、大活躍してくれています。嬉しいです。

Welcom to San Diego!!

ザンダー・ボガーツ(30)

10G, .324/.422/.649, 3HR, 8RBI, 0SB

まずはやはりこの人。
11年$280Mという鳴り物入りで加入。
早くも将来の不良債権化が不安視されますが、上々のパドレスデビューを果たしました。

ここまで全試合に出場しサンディエゴでのデビュー戦で3安打したのを皮切りに10試合中9試合で安打を記録。
不安だった守備も今のところは及第点です。

マイケル・ワカ(31)

2GS, 2-0, 3.00ERA, 12.0IP, 12K, 4BB, WHIP1.00

パドレスが先発候補として最後に補強したワカ。
4番手候補としては十分という感覚でとらえていたのですが、思いのほかイニングイーターとして仕事をしてくれています。
最初の登板では4失点しながらも83球で6回を終わらせ、2度目の登板はブレーブス打線相手に6回10Kのエース級投球。
制球面が優れていることは知っていましたが、見ていてストレスのない投球なのでこの調子で毎回QSを狙っていってくれればかなり頼もしい存在になりますね。

多少気になる点があるとすれば球速は昨季より落ちているところ。
昨季平均93.0mphだった速球が今季は92.0mphに満たず。
空振りもとれていますし抑えられているうちは気になりませんが、シーズン中盤に向けて球速も上がっていけばなお良しです。

セス・ルーゴ(33)

2GS, 2-0, 1.38ERA, 13.0IP, 12K, 4BB, WHIP1.00

正直、私はルーゴの獲得には懐疑的でした。先発から長く離れていた投手をローテ投手として見込むなんて、すぐにブルペンに戻す羽目になるではないか、と。
今のところはルーゴが先発として十分にやっていけそうな実力を示していると認めざるをえません。

先発して2試合ともに素晴らしい投球で、2試合目のブレーブス戦は4四球こそ出しましたが6回を投げ切ってくれました。
リリーフで94.4mphだった平均球速も、先発で93.8mphもでているので十分すぎるほどでしょう。
久方ぶりの先発ということでいきなり規定投球回到達まで求めるのは難しいでしょうし、チーム事情に応じて後ろにまわる場面もあるかもしれません。
最終的に防御率3点台で120回前後投げてくれれば彼の獲得は大成功になりそうです。

マット・カーペンター(37)

7G, .222/.391/.444, 1HR, 6RBI, 0SB

プラトーンのDH兼便利屋として獲得したカーペンター。
昨季はヤンキースでとんでもない活躍を見せたのですが流石にそこまでを期待してはいけません。
それでも早速勝負強い打撃を見せてくれており、若手剛腕投手ストライダーから逆転3ランを放つなど今後も活躍してくれそうな予感。

ネルソン・クルーズ(42)

5G, .350/.381/.750, 2HR, 9RBI, 0SB

プラトーンのDH要員として$1Mというバーゲン価格で獲得したドミニカのドン。
オフに最近悩まされていた眼の手術を受けたということで打棒復活に期待していましたが、わずか20打数で既に2ホーマー。
ブレーブス戦では1HR6打点という大暴れで、年齢を感じさせない打撃力を披露してくれています。
$1Mの元はもうとれましたね。
2021年並の成績を期待しちゃいけませんか…?

ブレント・ハニーウェルJr.(28)

3G, 1-0, 1.59ERA, 5.2IP, 7K, 2BB, WHIP0.71

中々芽の出ない怪我がちの元トッププロスペクト。
スプリングトレーニングでは毎試合失点していましたが、最後の2登板は無失点の好投。
開幕してからは初登板したDバックス戦では被弾したものの、その後の2試合は無失点。
ブルペンの不安定さを露呈しているパドレスにあってロングリリーフの出来るハニーウェルは今結構重要性が高いです。
結構ハードヒットされているのは気になりますが、三振もとれているし、健康なら一年ブルペンで見たい存在です。とにかく健康が一番よ。

デビッド・ダール(29)

4G, .111/.111/.444, 1HR, 1RBI, 0SB

外野の厚みを増すための要員ですが、Dバックス戦で劇的な代打同点弾を放ちその後のサヨナラ勝利のきっかけを作ってくれました。
その1本以外は今のところ活躍できていませんが、あれで1勝をもぎ取ることができたのでヨシ。
残念ながら故障でIL入りしてしまったので、タティスが復帰したあと彼の立ち位置がどうなるかは不明。

ドミンゴ・タピア(31)

4G, 0-0, 5.06ERA, 5.1IP, 8K, 3BB, WHIP2.06

オフに全く注目していなかったのですが、いつの間にかいた。
90mph後半の速球やシンカーを駆使するガルシアと少し似たタイプのリリーバーですが、今のところは結構不安定。
かなりの頻度でランナーを出すのでハラハラしてみることになります。
敗戦処理か大差の試合で投げてもらって投球内容が改善されていくのか注目したい。
もしかしたらニエブラコーチが大改造して凄いセットアップになるかもしれないし。

ルーネッド・オドーア(29)

5G, .167/.286/.333, 0HR, 1RBI, 0SB

正直開幕ロースターに入ってくるとも思っていなかったのであまり注目していなかったのですが、結構試合に出ています。
ずっと内野しか守っていなかったのですが、パドレスでは外野も守ってくれています。
若かりし頃に乱闘で見事な右ストレートを放った武闘派であることは有名ですが、先日早速ホーム突入時に捕手のダーノーと衝突して彼を脳震盪のIL入りに追い込んでしまいました。
もちろんこれはわざとではないと思いますが、乱闘勃発したり相手選手に怪我させないかヒヤヒヤします。

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