パドレスが大一番に先勝し、ダルビッシュは7勝目

MLB

6月にはいって8勝11敗と大きく調子を落としているパドレスは、同地区のライバルであるドジャースとの4月以来の直接対決を迎えました。
しかし6/17に今季初めてペトコパークが満員となったレッズ戦で終盤の大逆転サヨナラ勝利を記録すると、そこから連勝を続けふたを開けてみれば強打のレッズを相手に4勝0敗のスイープ。接戦をいくつもものにしてまさに強いパドレスが戻ってきたという感じでした。
しかし、6/21からののドジャース3連戦開始前の時点で、ナ・リーグ西地区は1位ジャイアンツ、2位ドジャース、3位パドレスと、一時期MLBトップの勝率を誇っていたパドレスとは思えない順位に落ち着いてしまっているのも確かです。
そして、3.5ゲーム差をつけられたドジャース相手に一気に差を詰めるチャンスがこのドジャース3連戦。
その大事な一戦の一番槍を任されたのダルビッシュでした。

この試合でのダルビッシュの好投ぶりは、「ダルビッシュが7連続を含む11奪三振で最速1500奪三振達成」をご覧ください。

ダルビッシュが記録的な好投を見せたこの試合は、終始パドレスが圧倒していました。
ダルビッシュの好投はもちろんですが、パドレスは初回にいきなりノーアウトで4得点を奪います。相手はリーグ1位の9勝をあげている左腕フリオ・ウリアスでしたが、マチャドが3点本塁打を放ってパドレスにとっては一気に楽な状況になりました。
その強力な援護を受けてダルビッシュは奪三振ショーを演出し、パドレスは5回にもタティスの二塁打から始まりクロネンワースの2点本塁打で追加点を奪い、ここで先発のウリアスを引きずり下ろします。
それにしてもクロネンワースは本当にいいところで打ちます。初回に先制タイムリーを放ったのも彼ですし、しっかりボールをみて決めるところで打つ彼はタティスやマチャドの陰に隠れて地味ながらパドレスの屋台骨を担っています。

パドレスはその後ダルビッシュの後を受けた左腕ヒルが死球に四球と乱調で、代わったアダムスもランナーを出し2アウト満塁のピンチを迎えますが、ここで今日一番怖い打者ベッツをしっかり打ち取り無失点。
8回にはスミスに1発を浴びたものの、それ以降は失点なく6対2で見事パドレスが勝利しました。

ダルビッシュはこれによりリーグ7位となる7勝目をあげ、まだまだ最多勝のタイトルへの芽を残しています。

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