世代最速投手というのはやはりロマンがあるもので、今はメジャーで活躍する大谷翔平、そしてロッテで着々とスターダムを歩んでいる高校生歴代最速の163kmを記録した佐々木朗希らは、これからの活躍が非常に楽しみな投手です。
現高校3年生の世代は、大阪桐蔭の関戸康介や高知の森木大智が記録した154kmが最速だったのですが、これを大きく上回る投手が出てきました。
ノースアジア大明桜のドラフト候補右腕 風間球打です。
これまでの最速は153kmと、上述の154km投手に一歩及ばずでしたが、この日157kmを記録し、世代最速投手へと名乗りを上げました。
この試合で風間は140球以上投げるなど投げすぎ感があるのがやや気になりますが、明桜には風間以外にも最速143km右腕の石田一斗がおり、風間を温存しながらでも勝ち進んでいける層の厚さがウリです。
石田は先日死球に激怒してバットをたたきつけるなどその行動が物議をかもしましたが、Wエースが万全であれば甲子園も見えてきます。
世代最速投手が大谷、佐々木に次いで再び東北から出たというのは、やはり東北の環境に何かあるのでしょうか?
冬場を肩を休めて基礎体力をつけることに専念できるのでしょうか?
大谷も佐々木も3年次の甲子園ではその快速球を披露することができませんでしたから、風間には是非甲子園での160kmを目指してもらいたいですね。