クリーブランド・インディアンスが、今オフ終了後からクリーブランド・ガーディアンズへと改称することが発表されました。
「インディアンス」という名称は最初のネイティブ・アメリカン系選手とされるルイス・ソカレキスを顕彰する意味でつけられたものでしたが、時代の流れか先住民から人種差別的なものだという批判を受け近年改称の必要性に迫られました。
また、改称より一足先に、インディアンを想起させるチームロゴも外されていましたが、今回の新しい名前の発表で、今季終了後に完全にインディアンスというものが消え去ることになります。
インディアンスというチームはアメリカ人はもちろん日本人にとってもなじみ深いチームだったのではないでしょうか。
なぜなら、映画「メジャーリーグ2」で「タカ・タナカ」という役柄で石橋貴明さんが出演していたからです。
当時の劇中ではインディアンスは弱小球団として描かれていましたが、今のインディアンスは最近では2016年から3年連続で地区優勝するなどまずまずの戦いをみせています。
今季はおそらく「インディアンス」最後のシーズンになるだろうということで優勝へのモチベーションも高く、チームは首位ホワイトソックスを追う2位につけています。
しかし勝率は5割ちょっとで現状ワイルドカードも難しいような状態です。
ここから奮起して調子を上げてくるのか、インディアンスとしてのプレーオフ出場を逃すのか見ものです。
クリーブランド・ガーディアンズ
新名称「ガーディアンズ」は、日本語訳すると「守護者」を意味します。
どういった意図が込められているのかはまだわかりませんが、新生ガーディアンズのユニフォームなどどうなるのか非常に気になります。