先日、ドジャースから自由契約となった筒香嘉智ですが、その後パイレーツとメジャー契約を結んだことが正式に発表されました。
発表は、LAで行われるパイレーツ対ドジャース戦の直前に行われ、筒香は早速メジャーロースター入り。
試合は序盤から投手戦になり、パイレーツが先制点を挙げたもののすぐに追いつかれ、8回には勝ち越し点を奪われて1-2でパイレーツが敗戦しました。
筒香は1点ビハインドの9回1アウトで投手に代わって代打で打席に立ち、相手守護神のケンリー・ジャンセンから見事レフト線を破る二塁打でチャンスを演出しました。
いきなりの出番でつい先日まで所属した古巣からチャンスメイクをしたことで、新しいチームメイトからの信頼も勝ち取れたのではないでしょうか。
今回筒香がメジャー契約を勝ち取れたのは、個人的には意外な出来事でした。
確かにマイナーではかなり調子を上げてきていたのですが、今季レイズ、ドジャースと2球団で結果を残せていなかったわけですから。
今回の契約に至った要因は、やはり筒香獲得にはコストがほとんどかからないからです。
コストがかからないからこそ、試してみようということで2度もチャンスをもらうことができました。
つまり、来季以降の契約については崖っぷちであることには変わりありません。
今回の契約についての現地の記事を読むと、やはり筒香は日本のパワーヒッターかつユーティリティプレイヤーであると紹介されています。
そのパワーヒッターという評価が、今季0本塁打という数字によってかき消されそうになっているわけですから、プレーオフ争いから離脱したパイレーツで、来季のためしっかりと数字を追い求めて頑張ってもらいたいですね。
まずはスタメンで出場した時に結果を残すことを期待しましょう。
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