月間MVPを獲得したことが発表されたエンジェルスの大谷翔平。
発表後に迎えたオリオールズとの試合で衝撃の活躍を見せています。
第二打席
第一打席に凡退し、先発カニングの乱調で2-6のビハインドで迎えた3回裏の第二打席でした。
先頭打者として打席にたった大谷は、相手先発左腕のエイキンのインハイの速球をいとも簡単に右翼席に運んでみせました。
本塁打レース独走の29号本塁打です。
3回表に同点から4失点したことで完全になえてしまっていたエンジェルスファンは一気に息を吹き返し、大谷に対してMVPコールを叫びます。
第三打席
第二打席の本塁打がエンジェルス打線に火をつけたのか、エンジェルスは3回裏、4回裏にそれぞれ追加点をとり5-6の1点差まで追いついていました。
ランナーを一人おいて、本塁打がでれば逆転という場面で打席にたった大谷は、二打席連続本塁打の期待を一身に受けます。
そして誰もが期待したその瞬間、かわった右腕テイトから左翼に流して本塁打。
チームは逆転し、大谷は日本人史上2人目のシーズン30本塁打を記録しました。
現地実況、解説者がコメントしていました。
「もはや言葉がでない」と。
私も同じです。
月間MVPを受賞した彼ですが、シーズンMVPへの道筋が本格的に見えてきたように思います。
日本人最多は松井秀喜の記録した31本。
これを更新するのはもう間違いありません。
狙うは前人未踏の本塁打王、そしてもしかしたら50本塁打さえ射程圏内かもしれません。
まだ今日の試合は続いています。
うまくいけばあと二打席まわってくるでしょうが、三打席連続本塁打に期待したいところです。