昨日アウェイ連敗のメジャー記録をさらに更新する24連敗目を喫したダイヤモンドバックスは、目下8連勝中のパドレスとの3連戦2試合目に挑みました。
パドレスの先発投手はディネルソン・ラメット、ダイヤモンドバックスはメリル・ケリーと投手の格としてはパドレス有利だったこの試合は予想外の展開となりました。
試合は序盤からダイヤモンドバックスがリードする展開に。
初回にタイムリーで先制すると2回、3回に本塁打を放つなど4回まで毎回得点で6-0と打線が爆発します。
さらに6回、8回にもランナーをためてしっかり返し、8回終了時点で10-0と大差をつけます。
投げては先発ケリーのコントロールが冴えており、パドレス打線はなかなかランナーをためることができません。
チャンスで昨日三打席連続本塁打のタティスや、四試合連続本塁打中だったクロネンワースにまわるものの、勝負所であと一本がでませんでした。
チャンスではなかなか打てず、投手は炎上を繰り返していたダイヤモンドバックスですが、この試合でついに思い通りの展開にすることができました。
10対1の大勝でアウェイでの連敗は24で止まりました。
しかも同地区で8連勝中のパドレス相手の大勝ということでチームにも勢いがつくかもしれません。
パドレスは今季7点以上の大差をつけられて負けたのは初めて。
2位争いをしているドジャースがサヨナラ本塁打で勝利したため、パドレスにとってはホームでの大敗と2位レースから一歩後退と二重の意味でつらい敗戦になりました。
明日は3連戦の最終戦になりますが、パドレスの先発投手はダルビッシュ、ダイヤモンドバックスはザック・ギャレンのエースの対決になります。
ダルビッシュはこの嫌な雰囲気を払拭することができるのでしょうか?エースとしての真価が問われそうです。