松井秀喜の持つシーズン31本塁打の記録に後1本と大手をかけていたエンジェルスの大谷翔平ですが、オリオールズとの最終戦でまたしても本塁打を放ち、早々にタイ記録を樹立しました。
これによって本塁打王レースでは2位のブラディミール・ゲレーロJr.の27本に4本差をつけ、独走状態に入っています。
それもそのはずで、過去6試合に放った6安打全てが本塁打と、異常なハイペースで本塁打を量産しています。
7月の打撃成績
打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS |
---|---|---|---|---|
.300 | 3 | 4 | .500 | 1.700 |
7月も始まったばかりで気の早い話ではありますが、7月の3試合ですでに3本塁打と、6月後半の調子をそのまま維持しています。
この調子がまだ1,2週間続くのであれば、7月も月間MVPの有力候補に名を連ねることになるかもしれません。
チーム状況も上向き
6月後半に5連敗するなど調子のいまいちよくなかったエンジェルスは、6月最後のヤンキースとの連戦で勝ち越し。
大谷が先発し1回途中降板しながらも9回に7点を奪うなどで大逆転勝利を成し遂げてから今日まで4連勝。
相手はア・リーグ最弱のオリオールズだったとはいえ、7月最初の連戦をスイープで終えることができたのは大きいでしょう。
これによってエンジェルスはまだ4位ながらも勝率5割に復帰しました。
明日以降戦うのは今度はア・リーグ最強のレッドソックス。
リーグ最高クラスの打線を持つレッドソックスと、リーグ最低クラスの投手陣のエンジェルスの対戦ですから、レッドソックスが大量得点する流れが想像できます。
しかもレッドソックスは直近10試合で9勝1敗と勢いもあります。
しかし、もしもエンジェルスがこのレッドソックスにも勝ち越すことができれば、まだ今季プレーオフの夢をあきらめずにすむかもしれません。
エンジェルスの勢いが本物なのか、レッドソックスとの3連戦が見ものです。