HRダービーはピート・アロンゾが圧倒的余裕で優勝

MLB
MLB.comより引用

大谷翔平が初出場することで大注目されていたHRダービーですが、最後はディフェンディングチャンピオンであるメッツのピート・アロンソが優勝を決めました。

1回戦

大谷翔平 28 vs フアン・ソト 31

拙稿「大谷翔平 HRダービー初戦敗退」で紹介した通り、1回戦最大の激闘となりました。
ともに最初の3分+1分で22本塁打。
延長の1分でも両者ともに6本塁打で互角。
再延長の3スイング制ではソトが3スイング3本塁打のパーフェクトバッティングで大谷にプレッシャーをかけ、大谷は初球をひっかけてしまいソトの勝利が決まりました。

ジョーイ・ギャロ 19 vs トレバー・ストーリー 20

優勝候補の一角であったギャロを地元のストーリーが1本差で破りました。

マット・オルソン 23 vs トレイ・マンシーニ 24

こちらも大接戦で、マンシーニが1本差でオルソンを破りました。

サルバドール・ペレス 28 vs ピート・アロンゾ 35

ディフェンディングチャンピオンであるアロンソが、35本という圧倒的な本数でペレスを破りました。
ペレスは28本と健闘したのですが、流石にアロンソには敵いませんでした。

準決勝

フアン・ソト 15 vs ピート・アロンゾ 16

1回戦で再延長まで戦ったソトは疲れから1回戦ほど打てず。
それに対してアロンゾは余裕すら感じるバッティングでソト超えを果たしました。

トレバー・ストーリー 12 vs トレイ・マンシーニー 13

マンシーニが安定した打撃で地元ストーリーを破りました。

決勝

ピート・アロンゾ 23 vs トレイ・マンシーニ 22

先行のマンシーニが頑張ったのですが、アロンゾがボーナスタイムの全スイングでスタンドインさせ、30秒を残して優勝を決めました。

複数回優勝はケン・グリフィーJr.、プリンス・フィルダー、ヨエニス・セスペデス以来4人目、出場した大会連覇というのはケン・グリフィーJr.、ヨエニス・セスペデス以来の3人目となりました。

とにかく余裕があり、これは入ったなという当たりを連発していました。
流石は50本塁打経験者という別格のパフォーマンスでしたね。

ちなみにこの決勝戦を戦った二人は明日のオールスターには選出されていません。
敗れたオールスター組の活躍は明日を楽しみにしましょう。

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