「7月の月間MVP候補〈ア・リーグ〉」に引き続き、ナ・リーグの候補も紹介していきます。
成績確定版の≪7月の月間MVP候補〈ナ・リーグ〉確定版≫はこちら
野手
フアン・ソト(WSH)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
17 | .390 | 7 | 18 | .513 | 1.293 | 1 |
「フアン・ソトに後半戦大活躍の予感」「やはり後半戦の主役はフアン・ソトか」でもお伝えした通り、ソトはオールスター明けから大爆発中。
この調子でいくならば、おそらく彼が月間MVPをとることになるでしょう。
フレディ・フリーマン(ATL)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
16 | .417 | 5 | 11 | .500 | 1.217 | 2 |
チーム最強の打者ロナルド・アクーニャJr.を失ったブレーブスですが、昨季シーズンMVPのフリーマンは彼の分まで発奮しています。
安定感のある打撃で打率だけならばソトよりも上です。
AJ・ポロック(LAD)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
17 | .345 | 7 | 10 | .415 | 1.208 | 0 |
ソトと並んでリーグ1位の7本塁打。
7月最初の9試合で6本塁打と量産しましたが、今はペースが落ちています。
打率も他の候補より劣りますが、調子を崩しているわけではないのでまだまだ上がり目があります。
投手
コルビン・バーンズ(MIL)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 2 | 0 | 0.84 | 21.1 | 25 | 0.80 |
今季は開幕から58奪三振連続無四球というMLB記録を樹立する大活躍で、一躍スターとなったバーンズ。
ブランドン・ウッドラフ、フレディ・ペラルタと組むブルワーズの三本柱はMLB最強です。
大崩れすることなく今季ここまで来ましたが、7月に入ってまた一つギアを上げてきました。
キム・ガンヒョン(STL)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
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4 | 4 | 0 | 0.72 | 25.0 | 17 | 0.76 |
韓国代表などで活躍し、日本でも馴染み深い左腕キム・ガンヒョンがMLBで躍動しています。
韓国人左腕といえばドジャースで最優秀防御率を獲得するなど今なおエース級の投手だるリュ・ヒョンジンが有名ですが、一つ年下のガンヒョンはこの7月覚醒中です。
3登板で6回以上を投げて全試合無失点。
唯一失点した4登板目も6回2失点で今月4勝目をあげました。
ただ、三振が少ないタイプなのでバーンズが次回登板で無失点投球をすると厳しくなります。
ジェイク・マギー(SF)
試合 | 勝 | セーブ | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
7 | 0 | 5 | 0.00 | 7.0 | 7 | 0.86 |
上述の2人が先発でかなりの好成績なので、リリーフが受賞するのは難しいとは思いますが、一応現時点で1点もとられていなマギーも候補に入れていいでしょう。
少し仕事量が少なめなので、最低でもあと3登板3セーブは無失点のまま積み重ねたいところです。