パドレスファンに朗報です。
7月30日のロッキーズ戦の走塁時に左肩を痛めてIL(故障者リスト)入りしているフェルナンド・タティスJr.が、早ければ来週にも復帰する可能性があるということです。
一時は今季絶望という説もささやかれていましたが、言われているよりは軽傷でタティス本人は間違いなく今季復帰すると発言しています。
しかし、この復帰はなんと外野手へのコンバートを伴う可能性があるとのこと。
これは復帰以上のビッグニュースです。
言うまでもなくタティスは現役最高の若手選手の一人であるわけですが、彼には常に健康問題が付きまとっており、今季も何度か離脱しています。
彼の魅力でもある守備・走塁時のハッスルプレーはその原因の一つにもなっていて、より守備負担の少ない外野手へのコンバートはその問題を解決する策としては有効に思えます。
実際に彼の外野コンバートの可能性はこれまでもありました。
2020年にフランシスコ・リンドーアをトレードで獲得できればタティスは外野へまわることになっていました。
また、プロスペクトランキング全体6位というトッププロスペクトCJ・エイブラムズ(20)も遊撃手ということで、彼が昇格してくるであろう来季以降でどちらにしてもタティス外野コンバートの可能性はありました。
こういった話が何度も浮上する原因は怪我の多さにもありますが、やはり根底にはタティスの遊撃手としての守備力が低いことにあります。
現役屈指の強肩を誇りますが、凡ミスや送球ミスが多く、今季のエラー数は他よりも出場試合数は少ないにも関わらずリーグワースト1位タイを記録してしまっています。
守備に関しては完全に身体能力任せになっている感が否めず、おそらく強肩と俊足を活かすことができる外野の方が適正があるでしょう。
今回のコンバート案が本当に実現するのか、そもそも本当に近いうちに復帰してくるのかまだわかりませんが、既に外野手(センター、ライト)で練習を始めています。
彼が外野へコンバートとなれば、アダム・フレイジャーをトレードで獲得したことにもしっかりと意味が出てきそうですね。
ただ、タティスには遊撃手としての記録更新の期待もかかっていたため、少し残念な気持ちもしますね。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
87 | .292 | 31 | 70 | .373 | 1.024 | 23 |