8月も終盤戦になってきました。
今月のナ・リーグ月間MVP候補を紹介します。
参考記事:8月の月間MVP候補〈ア・リーグ〉
野手
CJ・クロン(COL)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
21 | .392 | 8 | 29 | .471 | 1.281 | 0 |
現時点で月間成績で本塁打と打点の二冠で、月間MVP最有力です。
ホームではMVP級打者、アウェイでは並以下という典型的なクアーズヒッターですが、今月はアウェイでもよく打っています。
ただ、今月残りの5試合は全てアウェイなので、多少数字は落としそうです。
ブライス・ハーパー(PHI)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
22 | .284 | 8 | 16 | .426 | 1.128 | 0 |
月間だけでなくシーズンでもMVP候補となっているハーパーですが、不調なチームとは裏腹に自身はよく打っています。
今季は本塁打はそれほど出ていなかったのですが、ここにきてギアが上がっています。
しかし、打点は伸び悩んでいます。
参考記事:2021年シーズンMVP候補10選
タイラー・ネイキン(CIN)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
20 | .403 | 5 | 11 | .474 | 1.235 | 1 |
7月は月間OPS.568という大不振に陥っていたネイキンですが、8月は別人のようによく打っています。
現時点で月間打率はトップで、長打も出ているため全ての数字が高水準になっています。
アビサイル・ガルシア(MIL)
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
19 | .333 | 6 | 13 | .463 | 1.227 | 3 |
7月も好調だったのですが、8月も調子を維持しています。
主軸でありながら打点があまり伸びていないのがネックではありますが、今月の四球数10なのに対して三振はわずか5と、驚異的な選球眼・バットコントロールをみせています。
投手
アダム・ウェインライト(STL)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 4 | 1 | 1.70 | 37.0 | 31 | 0.84 |
大ベテランですが、8月は今季最高の出来をみせています。
5登板全てでQSを達成しており、8月11日には完封勝利もしました。
8月28日にもう一度登板する予定があるため、そこでも好投し5勝&防御率1点台を達成できれば受賞濃厚になります。
ウォーカー・ビューラー(LAD)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 2 | 1 | 1.35 | 33.1 | 39 | 0.99 |
7月にも月間最優秀投手を受賞しましたが、二か月連続の受賞となる可能性があります。
全試合QSは当然のこと、7.2回2失点だった8月20日以外は全て1失点以内に抑えています。
惜しいのはこれだけ好投しているのに勝ち星に恵まれなかったところ。
受賞はウェインライトの次回登板の出来次第でしょうか?
フリオ・ウリアス(LAD)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
4 | 2 | 0 | 0.90 | 20.0 | 21 | 1.00 |
20回以上投げている投手の中では唯一の防御率1点台ですが、4登板全てで5.0回しか投げておらず、投球回数の少なさがネックです。
コルビン・バーンズ(MIL)
試合 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|
4 | 2 | 0 | 1.67 | 27.0 | 28 | 0.85 |
8月11日には8.0回15奪三振という驚異的な投球を見せました。
ただ、8月24日には6.0回4失点とQSを達成しそこなったのが少し評価を落としています。